引き抜きで転職するメリット・デメリットと成功のコツ【経験談あり】

2020年1月30日

本記事では、引き抜きで転職するメリット・デメリットと成功のコツについて解説します。

 

成功した人

取引先のA会社から誘われて、新規事業の部長として転職することになった!

 

会社に勤めて数年もすれば、周囲に「○○の会社から誘われて、転職することにしました」という知人・友人を見かけることもあるのではないでしょうか?

 

いわゆる「引き抜き」という転職の方法です。

 

引き抜きでの転職は実際によくある話です。

 

引き抜きでの転職には年収や待遇アップを望めたり、採用プロセスが優遇されたり、メリットが多く転職をしたい人はぜひ狙っていきたい方法です。

 

引き抜きの多くのケースは転職サイトや転職エージェントといった仲介を経由しない方法であるため、そのノウハウがあまり公開されていません。

 

本記事では、引き抜き転職でのメリット・デメリットと実際に引き抜きで転職に成功するにはどうすればよいか、ということを経験を元に解説していきたいと思います。

 

本記事の信頼性

この記事を書いている私は、転職経験も複数あり、うち1回はコンサルティング担当だった取引先の企業へ転職をしています。

 

 

筆者

  • ベンチャー企業から大手企業、外資系企業など複数経験。
  • マネージャーとして採用側も経験しています。
  • 直近ではコンサルティング先の取引先に転職し、年収とキャリアアップに成功しています。

 

では、具体的に解説していきます。

 

 

引き抜きで転職するメリット・デメリットと成功のコツ【引き抜き転職とは】

引き抜きとは、他社の優秀な人材を高い給与・良い待遇で自社に転職させることを指します。

 

似た言葉として、ヘッドハンティングもありますが、厳密に言えば、「引き抜き」と「ヘッドハンティング」は少し意味が異なります。

 

一般に「ヘッドハンティング」は主に役職がある方を対象とする場合が多いですが、「引き抜き」は役職はあまり問いません。

 

ただ実態としては、同義で使われることも多いので、本記事では「転職に成功する」ということをゴールにあまり区別せずに紹介させていただきます。

実際に引き抜きでの転職は多い

実際に引き抜きで企業から声がかかり、転職するというケースは多くあります。

 

私自身も何度かお声がけいただいたり、直近でもコンサルティング先の取引先にそのまま転職しました。引き抜きをした経験もあります。

 

以下は、2013年のヘッドハンティングに関する調査結果ですが、エンジャパンが行った調査によると回答者の49%がヘッドハンティングを経験したことがあるそうです。

 

30代でも36%50代では59%もの人が経験しています。

 

この調査結果から転職活動をしているしていない、年齢に関わらず、チャンスはあることがわかります。

 

出典:「ヘッドハンティング」について(2013年版)- エン・ジャパン株式会社

 

引き抜きで転職するきっかけ

引き抜きで転職するきっかけには、どんなものがあるのでしょうか。

 

いくつかのパターンを紹介します。

 

①取引先・担当顧客から

営業、コンサルティング、派遣、業務委託など取引先に常駐して業務を行う場合や、伴走しながら顧客の業務支援を行う場合がありますが、この取引先から声をかけてもらうケースがあります。

 

特に、急激に伸びている事業や、外資系などの人材の流動性が高い企業では人材不足で、業務をよく理解している「即戦力」として候補に挙がるということがあります。

 

②以前の上司・同僚

以前まで上司や同僚が転職をして、その後の転職先で、上司や同僚から誘われるというケースです。

 

このケースもよくある話なので、転職するからといって、会社の悪口を言ったりネガティブな形で会社を辞めるようなことは、なるべくしない方がいいですね(笑)。

 

③ヘッドハンティング会社・サービス

ヘッドハンティング会社・サービスとは、ミドルクラス・ハイクラスを対象としたヘッドハンティング会社や直接企業からスカウトを受けることができるダイレクトリクルーティングサービスを指します。

 

例えば、ビズリーチといったサービスが有名です。

 

④LinkedIn

外資系企業や外資系のヘッドハンティング企業からの引き抜きの場合、Linkedinが多く使われています。

海外ではLinkedinを使ったリクルーティングは当たり前になっているので、外資系企業での転職をされる方は登録しておくのが望ましいです。

 

採用側の企業が引き抜きをしたいと思うタイミング

ここは私の実態経験も交えます。

 

採用側の企業側の観点で、引き抜きをしたいと思うきっかけは以下の2つがあります。

 

①新規事業や組織立ち上げの場合

②即戦力人材が必要な場合

 

①新規事業や組織立ち上げの場合

この場合、新たに立ち上げたい業務内容の経験に長けているか、業界に精通しているといった経験者を探します。

また組織やチームを合わせて作るため、ある程度のマネジメント経験も求められます。

 

②即戦力人材が必要な場合

「急な退職に伴って、担当が不在になった」「事業が急拡大して、○○の業務で採用が急務」など、即戦力人材を求めることがあります。

このときに、「そういえば、あの人優秀だったな・・」と思ってもらえると、企業から引き抜きされるチャンスがあります。

 

採用側としても、なるべく早く採用をして現場に入ってほしいので、引き抜きは実は採用側にとってもメリットがあるわけです。

 

引き抜きでの転職のメリット・デメリット

引き抜きには転職する側に大きなメリットがあります。反面、気をつけなければならないデメリットもあります。

メリット

年収や待遇が上がる可能性が高い

当人の転職の意思があるないに関わらず、優秀な人材を他社から引き込もうとするため、確実に年収や待遇は上がると考えられます。

また新規事業や組織の立ち上げといった場合には、役職も上がりキャリアアップにも繋がっていきます。

実際に私の周りでも、年収が1.52倍に上がったという知人もいます。

 

採用フローが省略される場合がある

既にその人の人柄や業務実績を知っている場合や、採用側の部長クラスなど役職が一定以上の方から声がかかる場合などは、面接自体も何個か省かれることがあります。

 

デメリット(留意点)

現職とのトラブル

引き抜き先が現職と関係が強い取引先やライバル会社からの場合は、場合によって、現職とのトラブルが起こることもあります。

情報流出などが万が一にあった場合には、訴訟問題にも発展しかねません。

安易に情報を提示したり、とくに考えずにすぐ転職を決めるといったことはせずに、タイミングなども考慮しながら慎重に動くことをおすすめします。

 

ただ、いくら慎重に行ってもいつかは知られるので、転職してから、トラブルになるようなことをする企業であれば、辞めて転職して正解だと個人的には思います。辞めてもなお、その人のキャリアを応援してくれるような会社を選びたいですね。

 

契約内容の認識違い

引き抜きの場合は、直接企業と契約内容を交渉し結ぶことが多いため、待遇面や入社してすぐに別の業務をすることになったなど、契約前と「話が違った」といったことも少なくありません。

 

引き抜きで成功できる人の特徴

以下のような人が引き抜きされやすく、成功できる人と言えます。

 

・相手の会社の事業内容、事業課題について熟知している

・相手の会社が注力したい業界や募集ポジションの役割について精通している

・現職での評価が高い、実績がある

・どんな環境でもすぐにキャッチアップできる

・常にチャレンジする

 

引き抜きされやすいだけでなく、転職全般に言えることですが、募集しているポジションに対して、即戦力としてすぐに業務をキャッチアップして成果を出せるか、が採用側が見る大きなポイントです。

 

引き抜きの場合は、さらに急務性が高い場合も多いので、特に、相手の会社の事業や業務について深い理解があることが前提です。

 

もし狙っていく場合は、仕事だけでなくしっかりと業界全般に対しても下調べをしておきましょう。

 

また、現職での成果を出していることも前提です。

 

実績や取引先であれば普段の仕事の取り組み方に対しても見ているので、自分がどの領域にどんなバリューを出せる人かを、アピールしていくことができれば、自ずと引き抜きの声も多くなります。

 

対外的に出せる実績や取材記事などを積極的に作り、ネームバリューや市場価値を高めていくことで、引き抜きのチャンスは格段に上がります。

 

特にLinkedinにはそういったプロフィールを書いている方も多いので、書き方など参考までに覗いてみるとイメージがわくでしょう。

 

まとめ:引き抜きでの転職は年収やキャリアアップが大きく期待できる!事前の準備が成功のコツ

引き抜きでの転職はメリットもありますが、行きたい企業で募集しているか、それが自分が適しているかはタイミング次第です。

 

また、デメリットにも記載している通り、一歩間違えればトラブルも起こりやすいものです。

 

引き抜きの場合でも、書類や面接はありますし、待遇交渉や退職交渉があります。

 

もし初めての転職をする場合や、転職経験があまりないという方で、転職したいと思っている方は、まずは転職エージェントを活用して転職活動をすることをおすすめします。

 

書類の書き方、面接アドバイス、内定後の年収交渉や退職交渉の仕方までをしっかりとサポートしてくれます。

 

引き抜きであっても、通常の転職であっても事前の準備は念入りにしっかりとしておきましょう。

 

サポートが充実している、おすすめの転職エージェントを掲載しておきますので、ぜひ登録してみてください。5分くらいで登録は終わると思います。

 

  • リクルートエージェント
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  • ランスタッド
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私のおすすめは、ビズリーチでヘッドハンティング・スカウトを待ちながら、上記転職エージェントを活用して、書類や面談対策を平行して行う方法です。

 

まずは上記サービスの中で案件を実際に見て、相手が求める募集要件や進みたい業界・職種について徹底的に研究する。

 

それが成功への近道であると思います。

 

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